なぜ白いご飯を「銀シャリ」と呼ぶの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月17日放送分のテーマは「米の豆知識」です。
私たちが「米」と聞いてイメージする白いご飯は、「精白米(精米、白米)」と呼ばれています。
白いご飯を食べるようになったのは、江戸時代中期からだと考えられています。それまでは、稲からもみ殻を取った茶色い「玄米」を煮る・蒸すなどして食べていたそうです。
玄米の周りの茶色い部分を取ると、白い米になります。これを使って水分の少ない固めのおかゆを食べるようになったのが、一説には「白いご飯の始まり」とされています。
その後、「炊く」という調理法ができたことで、私たちが食べているような「ふっくらしたご飯」がつくられるようになりました。
白いご飯は「銀シャリ」と呼ばれることもあります。由来としては「米が炊きあがった際、銀色に輝いているように見えるから」と言われたり、あるいは真っ白でツヤツヤしている様子が、お釈迦さまの遺骨である「仏舎利(ぶっしゃり)」に似ているため、「仏さまのように尊いもの」という意味で付けられた……など、さまざまな説があるそうです。
米のなかで、最初に日本に伝わったとされるのが「古代米」です。古代の稲の品種が持っていた特徴を色濃く残した稲で、「黒米(くろごめ・こくまい)」や「赤米(あかごめ・あかまい)」などがあります。
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