野菜を「漬物」にすると栄養素は減る? 減らない?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月29日放送分のテーマは「漬物の栄養価」です。
一般的に、漬物には食物繊維をはじめ、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどが含まれています。アミノ酸の一種である「GABA」も含まれており、GABAにはストレスや血圧の上昇を抑えたり、利尿作用の効果があると言われています。
「ぬか漬け」のように発酵させてつくる漬物には、植物性の乳酸菌が含まれており、生きて腸まで届いてくれます。また漬物の場合、塩分を気にする方もいますが、塩分を抑えた漬物も数多く登場しています。
ちなみに「20歳以上の1日当たりの野菜摂取量」は平均280グラム程度で、目標とされる350グラムを下回っているそうです。その足りない70グラム分を補うのに漬物がオススメとされており、農林水産省は「漬物で野菜を食べよう!」と呼びかけています。
漬物にすると野菜から水分が抜けて小さくなりますが、そのぶん生野菜よりもたくさん食べることができます。さらに、漬物にしても野菜のなかに含まれる栄養素はほとんどそのまま残るので、野菜不足を補うのにピッタリだそうです。
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