清水富美加×松井玲奈~いよいよ映画へ!『笑う招き猫』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第190回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、4月29日から公開となる『笑う招き猫』を掘り起こします。

キュートな<しゃべくり>ガールズ・ムービー

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漫才コンビ「アカコとヒトミ」の高城ヒトミと本田アカコ。
喧嘩別れをしては、腐れ縁の恋人同士のようにヨリを戻す27歳の女性コンビは、結成5年目を迎えたいまも売れず。
小劇場の片隅で常連客を前にネタを披露する傍ら、ご近所の厄介ごとに首を突っ込んでは、別の意味で慌ただしい日々を過ごしていた。
そんなある日、先輩芸人とのトラブルがきっかけで、二人に思わぬチャンスが舞い込んできて…。

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山本幸久による第16回小説すばる新人賞受賞作を原作に、最高にキュートな青春<しゃべくり>ムービーが誕生しました。
喧嘩をしても固い友情で結ばれた漫才コンビ「アカコとヒトミ」には、松井玲奈と清水富美加。
共演者も、落合モトキ、荒井敦史、浜野謙太、前野朋哉、角野晃広(東京03)、岩松了、戸田恵子…と、賑やかな顔ぶれ。
強烈な個性がぶつかり合っていて、スクリーンの隅々まで見応えたっぷりです。

監督・脚本を手がけるのは『荒川アンダー ザ ブリッジ』『風俗行ったら人生変わったwww』などの飯塚健監督。
絶妙な会話センスが光る群像コメディを描かせたら右に出る者はない飯塚監督、本作でも独自のワールドを構築しています。

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本作のキモは、なんといっても漫才。
主演の二人は撮影前から漫才の稽古を重ね、初共演とは思えないほど息ぴったりのコンビぶりを披露しています。
特にクライマックスで二人が見せる漫才シーンは、お笑いライブさながらの白熱ぶり。
27歳というそろそろ将来が気になる“お年頃”の女性が、恋よりも人生よりも笑いに賭ける情熱がビシビシと伝わってきて、清々しい限り。

ここだけのハナシ、一時期は公開が危ぶまれましたが…。
中止にならなくてよかった!!!

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映画の公開に先駆けて、全4話のドラマ版もAmazon プライム・ビデオにて配信中。
こちらは面白ネット動画を製作するアカコとヒトミの奮闘ぶりが描かれています。
本気で体を張っている二人に驚愕しつつも、映画版とはひと味違う“思わぬ感動”に出会えますよ。

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笑う招き猫
2017年4月29日から新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:山本幸久「笑う招き猫」(集英社文庫刊)
出演:清水富美加、松井玲奈、落合モトキ、荒井敦史、浜野謙太、前野朋哉、稲葉友、角田晃広(東京03)、戸田恵子 ほか
©山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会
公式サイト http://waramane.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


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