カマキリは全世界で、約2,000もの種類がいると言われていて、特に熱帯地方や亜熱帯地方に、たくさんの種類がいます。
実際、カマキリにはどれ位の種類がいるのかは、ハッキリとは分からないそうですが、日本には10種類ほどがいる・・と考えられています。
カマキリは小さな昆虫を食べる“肉食昆虫”で、基本的には、生きた昆虫しか食べないそうです。
獲物を狙う時は、ほとんど動かずに待ち伏せ状態です。
さらに草原ならば緑色、山の中でしたら茶色といったように、体の色を周囲の風景と同化することが出来ます。
そうやって狙いを定めた獲物が、自分の射程距離に入った瞬間に2本のカマで襲いかかります。
カマキリは眼で見て獲物を捕まえるので、チョウやハエといったよく動く昆虫でも捕まえることが出来ます。
こうした行動からカマキリは“草原のヒットマン”とか“昆虫界の獰猛なハンター”と呼ばれています。
但し、海外には“カマを持っていない種類”もいるそうです。
カマキリは様々な昆虫を食べますが、それは栄養の偏りを防ぐためと考えられているそうです。
(2017/8/7放送分より)
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