カマキリにまつわる言い伝え【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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カマキリにまつわる言い伝え。
それは雪国の地方に伝わるもので『カマキリが高い所に卵を産むと、その冬は大雪になる』というものです。
カマキリは秋になると卵嚢を草や木の枝に産み付けて、冬を越します。
その際、カマキリは本能的にどれ位雪が降るのかを察知して、雪に埋もれない高さの所に卵を産む!というものです。

卵が雪に埋もれてしまうと、窒息したり、あまりの冷たさに孵化出来ないそうです。
そのため“雪が多い”と予測される年は、高い所に、逆に“雪が少ない年”は、低い所に産み付けるそうです。
このように“カマキリが卵を産んだ位置”によってその冬の雪の降る量が予測出来る・・というわけです。

カマキリがどうやって、雪の降る量を予測しているのか?については木を通して伝わる“地球のかすかな振動”を感じ取っているのでは?と考えられています。

この言い伝えに対しては、反論の声が挙がっています。
例えば、雪に埋もれることが卵にとって致命的であるのならば、最初から“絶対に埋もれない高さ”に、卵を産むことを選択するはずです!という意見。
雪の上よりも、雪の中の方が気温は高くて安定しているので、温度だけを考えたら、雪に埋もれた方が安全です!という意見。

またカマキリの種類によって産み付けられる場所が違うことや、同じ年の同じ種類のカマキリでも場所の高さには数倍もの高低差があります!といった意見です。
さらに、地球の振動と雪の降る量の関係性についても、ハッキリしたことは分かっていないそうです。

このように様々な意見がありますが、いずれにしても、カマキリの産卵については謎が多いのは事実です。

■今週の感想 

私が個人的に興味を持っているものの1つが『虫の生態』で、そのためこの番組でもこれまで『アリ』や『チョウ』、『トンボ』などをテーマにしたことがあります。
その中でも最近、特に気になっているのが『カマキリ』ということで今回は『カマキリ』をテーマにしました。

予想以上に、とても興味がある昆虫だと思いました(笑)
これだけ科学が進歩しても、カマキリの生態については分からないことが多いそうなので、今後の研究次第で驚くような事実が判明するかも知れませんネ。
それもまた個人的にとても興味があります。

(2017/8/11放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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