キャサリン妃もメロメロ、薬物中毒青年×野良猫による奇跡の実話『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第265回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、現在公開中の映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を掘り起こします。


人生のセカンド・チャンスは誰にでもある!それを教えてくれたのは、一匹の野良猫だった。

ロンドンでプロのミュージシャンを目指すも夢破れた青年ジェームズは、今では家族にも見放されホームレスの身。
人生の目的や目標も持てないまま、薬物依存から抜け出すことも出来ず、まさにどん底の生活を送っていた。

ある日、彼の元に足を怪我した野良猫が迷い込んできて、ジェームズは有り金をはたいて、彼を助けることに。
それ以来ボブと名付けた猫と、どこに行くにも一緒に過ごすようになったジェームズは、再起するために立ち上がる…。

続編2冊を合わせると合計1000万部を越える大ベストセラーとなっている「A Street Cat Named Bob /ボブという名のストリートキャット」。

ボブという名のストリート・キャット

『ボブという名のストリート・キャット』(Amazonより)

野良猫を助けたつもりが、実は助けられたのは自分だった…。
そんなほっこりとした感動に包まれた実話が、ついに映画となりました。

ジェームズ役を演じるのは、イギリスのイケメン俳優ルーク・トレッダウェイ。
共演にジョアンヌ・フロガット、ルタ・ゲドミンタス、アンソニー・ヘッドとイギリス映画界の実力派たちが集結しました。

メガホンを取ったのは、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』『ターナー&フーチ/すてきな相棒』のベテラン、ロジャー・スポティスウッド監督。

ハッピーで可愛らしいやり取りだけでなく、ホームレスの窮状や薬物依存者の絶望などにもしっかりと焦点を当て、現代のイギリス社会が抱える問題をリアルに映し出しています。

そんな中でもいちばんの見どころは、やっぱり猫のボブくん。
映画やドラマの撮影時、通常ならば“ボブ役”の猫ちゃんが何匹かキャスティングされるのですが…。
本作のほとんどのシーンに出演しているのは、本物のボブ!
なんと、“本人役”で出演しているんです。

ジェームズの肩に乗って散歩する姿、ギターの音色にうっとりとする表情、そしてお得意のハイタッチ。
その生き生きとした姿は、どんなスター猫ちゃんにも引けを取らない存在感!

ロンドンプレミアでは、あのキャサリン妃もボブの演技を絶賛したとのこと。
キャサリン妃をも虜にしてしまったボブに、あなたも会いに出かけてはいかが。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
2017年8月26日から新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トレッダウェイ、ジョアンヌ・フロガット、ルタ・ゲドミンタス、アンソニー・ヘッド ほか
©2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト http://bobthecat.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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