恐竜は今も地球で生きている?
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そもそも恐竜とは
6500万年前に絶滅
『恐竜』を辞書で調べると“中生代と呼ばれる時代に栄えて、のちに絶滅した爬虫類の一種”とあります。
期間にして、今から約2億2,000万年前に現れて6,500万年前に絶滅したと言われています。
この約1億6,000万年の間に、様々な種類の恐竜が現れて、いなくなったことになります。
『学術的な恐竜の定義』によりますと、現在では“恐竜とは『鳥』と『トリケラトプス』の直近の共通祖先と、その全ての子孫”となっています。
『鳥盤類』と『竜盤類』に分けられる
『トリケラトプス』の名前が挙げられていますが、それは恐竜が骨盤の形が鳥に似ている『鳥盤類(ちょうばんるい)』と、トカゲ類のように開いた形をしている『竜盤類(りゅうばんるい)』の2つのグループに分けられていることに関係しているそうです。
鳥盤類は絶滅したが竜盤類は鳥の仲間に進化
『トリケラトプス』は『鳥盤類』に属しています。
『トリケラトプス』を含む『鳥盤類』は絶滅してしまいましたが、最近の研究で『竜盤類』は、鳥の仲間に進化したことが分かったそうです。
この『竜盤類』を代表する恐竜が『ティラノサウルス』です。
面白いことに『トリケラトプス』を含む『鳥盤類』は絶滅したのに、『竜盤類』は”鳥の仲間”へと進化していったことになります。
『現在もたくさんの恐竜が生きている』!?
そう考えると恐竜は鳥の仲間に姿を変えて、今もこの地球上に暮らしていることにもなるそうです。
さらに鳥を恐竜と同じ仲間とした場合、現在もたくさんの恐竜が生きている・・ということもできるそうです。
ちなみに『学術的な恐竜の定義』とは別に“恐竜=直立歩行する爬虫類”という見方もあるそうです。
(2017/9/4放送分より)
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