はるか昔からの折り紙の歴史
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折り紙の歴史
折り紙の起源
折り紙が、いつ頃から始まったのかはハッキリとは分かっていないそうです。
和紙で物を包むようになった
紙の作り方は7世紀に、中国から日本に伝えられました。
その作り方に工夫を重ねた結果、薄くて丈夫な紙、和紙が誕生しました。
和紙はやがて“神様へのお供え物”や“贈り物”など、“物を包むこと”にも使われるようになりました。
その際、包んだ時に紙に折り目がつくことに気づきました。
それをキッカケに、同じ包むでも少しでもキレイに・・ということで様々な折り方が考え出されるようになりました。
遊びの1つとして折り紙が誕生
当初はこのように“物を包む”ために紙を折っていましたが、その後、それとは別に“遊びの1つ”として折り方そのものを楽しみましょう!ということで生まれたのが『折り紙』です。
江戸時代になると、紙の生産量が増えたことで、『折り紙』は庶民にも親しまれるようになりました。
さらに明治時代になると、『折り紙』は子供の教育の一環として取り入れられるようになって、盛んになっていきました。
海外でも『ORIGAMI』として浸透
現在では『折り紙』は日本だけでなく、ローマ字の『ORIGAMI』表記で、世界各地で親しまれています。
さらに『折り紙愛好家』の方々による団体も、いくつも誕生しています。
チップと一緒に折り鶴を置く!?
海外に行かれた時、ベッドメイキングをして下さる方に、チップと一緒に折り鶴を置いておくと、喜んでもらえます。
チップの時だけでなく、何か人に物を贈ったり渡したりする時に折り鶴など『折り紙』を添えると、受け取った方は癒されるのではないでしょうか?
(2017/8/29放送分より)
ニッポン放送ほか全国ネット
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