東武日光駅「SL大樹 日光埋蔵金弁当」(1,350円)~シャベル付きが嬉しい日光のSL駅弁!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

SL大樹

「SL大樹」、東武鬼怒川線・大桑~新高徳間

今年(2017年)夏、「東武鉄道」でおよそ半世紀ぶりに復活した蒸気機関車による列車。
「SL大樹(たいじゅ)」と命名されたこの列車は、下今市と鬼怒川温泉の間12kmあまりの区間で、週末を中心に1日3往復が運行され、さっそく大きな人気を集めています。
所要時間は片道30分あまりと、他社のSLと比べても、かなり“プチ汽車旅”なのが特徴。
でも、この30分乗車&3往復の高頻度運行が、今までにないSLの魅力を引き出しています。

SL大樹

「SL大樹」、東武鬼怒川線・新高徳~大桑間

東武鉄道では、昭和41(1966)年まで佐野線で、蒸気機関車による列車が運行されており、「SL大樹」の運行開始で、東武としてはおよそ半世紀ぶりの復活となりました。
先頭に立つ「C11形蒸気機関車207号機」は、JR北海道で「SL冬の湿原号」などとして活躍していた機関車で、通称“カニ目”と呼ばれる北海道らしい2つの前照灯を持っているのが特徴。
今回、東武鉄道がこの機関車をJR北海道から借り受ける形で、運行が開始されました。

東武鬼怒川線

鬼怒川を渡る「SL大樹」、東武鬼怒川線・大桑~新高徳間

「SL大樹」のハイライトは、やっぱり鬼怒川を渡るシーンでしょう。
訪れた日は、夕暮れの時間帯でしたが、色づいた木々が鬼怒川の水鏡となる上を、モクモクと煙を上げた汽車が、「しっかり撮って!」と言わんばかりにゆっくりと走り抜けていきました。
1日3往復あるのでSLに乗るだけでなく、途中下車してSLを「撮る」楽しみも味わえるのです。
実際、東武鉄道の公式サイトでも、お薦め撮影ポイントを紹介しているほか、SL運行エリア周辺が1日500円で乗り放題となる「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」も販売しています。

SL大樹 日光埋蔵金弁当

SL大樹 日光埋蔵金弁当

そんな「SL大樹」の運行開始に合わせて、新たな駅弁も誕生しました。
日光鱒鮨本舗」が手掛ける、その名も「SL大樹 日光埋蔵金弁当」(1,350円)!
あの10万円を超える超高額駅弁として名を馳せる「日光埋蔵金弁当」のSL大樹バージョンが、非常に“お求めやすい価格帯”になって登場してくれました。
東武日光駅はもちろん、下今市駅・鬼怒川温泉駅などの売店でも販売されています。

SL大樹 日光埋蔵金弁当

SL大樹 日光埋蔵金弁当

【お品書き】
・特製ちらし寿司
・日光高原牛のしぐれ煮
・揚巻ゆばと野菜の炊き合わせ
・最高級ますの一塩
・れんこんのきんぴら
・鱒のだんご
・漬物 けっこうづくめ

SL大樹 日光埋蔵金弁当

SL大樹 日光埋蔵金弁当

黄金の掛け紙を外すと、楕円型の容器が二段重ねになっていました。
どこかで見たような楕円型をしているなぁと思っていたら、なるほど!蒸気機関車・石炭の黒と、「SL大樹」ゆかりの将軍さまの「印籠」をイメージした器でしたか。
元々、「日光埋蔵金弁当」は、「日光鱒鮨本舗」が手掛ける駅弁の“いいトコどり”駅弁!
「SL大樹 日光埋蔵金弁当」でも、これに準ずるスタイルが貫かれています。
特に鱒寿しが十八番のお店だけに、メインの「最高級ますの一塩」は、脂がのって満足の逸品!
東武日光駅などを観察している限り、SL弁当の中ではいち早く売り切れる様子が伺えました。

SL大樹 日光埋蔵金弁当

SL大樹 日光埋蔵金弁当

そして何より、「SL大樹 日光埋蔵金弁当」がスゴイところは、この「石炭シャベル」風のスプーンが入っていること!
しかも、シャベルに「C11 207 SL大樹」という刻印が入っているのです。
日本各地からの旅行者にとっては、駅弁をいただくだけでお土産となるのはもちろん、海外からの箸が苦手な旅行者の方にとっては、実用性のあるアイテムにもなる訳ですね!

東武鬼怒川線

「SL大樹」、東武鬼怒川線・大桑~新高徳間

現行ダイヤの「SL大樹」は、下今市発が9:02、13:00、16:32、鬼怒川温泉発が11:08、14:35、18:09となっており、利用時間帯に合わせて朝・昼・夜の列車が選べるのがとても嬉しいところ。
奥鬼怒・会津方面へ行くなら朝イチ、日光・鬼怒川周辺を巡るなら午後イチ、鬼怒川温泉で泊まるなら夕方の列車など、イロイロなシチュエーションが考えられます。
しかも、この「SL大樹」には、さらに素晴らしいエンターテイメントが!
次回以降、引き続きご紹介していきますのでお楽しみに!!

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