知っておきたい! 繊細な日本料理をより美味しくする味わい方
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和包丁の種類は30を超えるといわれています。お隣中国では万能包丁一本ですべての食材を切り分け、華やかな洋食を支える洋包丁の種類も20程度。それだけ日本料理は繊細に調理されます。以前、会席料理と懐石料理の違いをお話ししましたが、調理だけにとどまらず、食す作法においても奥深い文化を秘めた日本料理。その中でも日常生活でも役立つような日本料理の作法をご紹介します。
知っておきたい! 繊細な日本料理をより美味しくする味わい方
和食は左から右へとだんだん味が濃くなるように、そして食べやすいように並べられています。なので盛り合わせ料理は左から食べましょう。
天ぷらの場合は淡白なものが左手前に、味の濃いものが後ろに盛り付けてあります。天ぷらを食べる時に塩皿に直接つけると油でお塩が固まってしまいますので、塩はふりかけてからいただきましょう。
お刺身をいただく時、わさびをお醤油に溶かしてしまうと風味が活きなくなってしまいますので、わさびは刺し身の上に乗せ、お醤油を少しだけつけていただくのがより良いです。お寿司をいただく時は、基本はネタにお醤油をつけます。
また、お刺身のつけあわせの白髪大根などの野菜を「つま」といいますが、お刺身の下に敷いた血抜き用は食べてはいけません。お口直しように添えられた野菜は「ケン」といいます。ツマが長く切られているのに比べ、ケンは短く食べやすくなっています。
焼き魚に添えられているすだちは、その酸によってタンパク質を固め、骨から身を外しやすくしてくれます。
串ものは串から外していただきましょう。熱いうちが外しやすいです。外しにくいものは串をくるくると回してみましょう。
繊細な日本料理をより美味しくいただける方法をご紹介しました。こうしたちょっとした作法を知ることで、調理をしてくださった方の心遣いを取りこぼさないようにいただくことができる、やっぱり日本料理は奥が深いです。
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