横浜市の防災対策は自助共助 林文子横浜市長

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横浜市の防災対策は自助共助 林文子横浜市長

3月9日(金)のニッポン放送の番組『垣花正 あなたとハッピー!』で、林文子横浜市長が「私たちの命を守る、防災対策の現状」について語った。


震災から7年

3月11日。あの、東日本大震災から、まもなく7年。時と共に薄れゆく記憶を今、改めて振り返り未来へと繋げていく・・・。震災から7年が経過したが、林市長は今の現状をどう考えているのか?

林市長)復興はまだまだという感じなんですよね。毎年、横浜市からは職員20名ぐらいの方が被災地に応援でお送りしていますんですが、やはりまだ時間がかかります。

横浜市は震災があってから、消防、医療、社会福祉、技術職、事務職など、これまで延べ3,800人の方が被災地で復興のために尽力をつくしたそうだ。それでもまだやはり、完全に復興という形には至っておらず、今後もできる限りの支援を継続していくと考えを明かした。


九都県市首脳会議としての対応

平成28年5月、震災の記憶の風化防止、風評被害の払拭のために、福島県で首脳会議を開催し、内堀福島県知事もお招きして、福島県の復興に向けた取組を宣言した。特に当時、問題としていたのが風評被害だったという。

林市長)みんなで福島県の農産品や観光品のPRをやろうと思いました。

そして、その年の10月、横浜市内で開催した首脳会議で、福島県と横浜市の高校生も交えて意見交換をした。

林市長)これが意見をはっきり述べられていて、とても素晴らしかったんです! その関係は今でも続いています。


横浜市の防災対策

横浜市では今後どういう防災対策を考えているのか?

林市長)自助共助がなにより大切なんです。

そう語る林市長。一体どういうことなのだろうか。

「自助」・・・災害時は何かあった時、自分の命を守らなくてはいけない。
「共助」・・・例えば家族であったり、地域に体が不自由な方を避難する時に助け合う。

それから行政が助けるようにするとした上で、それまではこの「自助共助」が大切だそうだ。ただ、まだまだその意識は横浜市でも浸透していないそうで、「3日分の食料」を確保しておくなど、「自助共助」の大切さを呼びかけた。

また、平成28年4月にリニューアルした「横浜市民防災センター」は、様々な体験を通して、防災・減災を学ぶことができる施設。リニューアル以降、毎年10万人を超える市民の皆様にご利用いただいているそうで、震災に関する知識を学べるそうだ。また、防災センターではショートフィルム『ぐらがくる』も制作。関東大震災を経験した防災にうるさい猫が、家庭での防災の大切さ、自助・共助の大切さを説くストーリー。(出演:堀部圭亮、佐藤藍子、山田みくう、渡辺哲、我修院達也)

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30

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ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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