冷蔵庫の雑学① 自動製氷機で氷ができるまでの仕組み
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冷蔵庫の製氷機の仕組み
1988年、『自動製氷機付き冷蔵庫』が登場
1988年(昭和63年)、『自動製氷機付き冷蔵庫』が登場しました。
給水タンクに水を入れておけば、氷が自動的に作られる冷蔵庫です。
冷蔵庫からガラガラという音がして、いつの間にか氷が自動に補充されていることってありますよネ。
この仕組みですが、一般的には給水タンクに注がれた水が冷凍室にある『製氷皿』に注がれることで、数時間後に、ブロック状の氷ができるようになっています。
氷が出来たかどうかは、冷凍室のセンサーが判断します。
その後、その氷は氷を貯めておくための“製氷ケース”に補充されていきますが、その時、検査のためのレバー“検知レバー”が、ケースに空きがあるかどうか確認します。
その時、空きがあれば氷を補充しますが、空きがないと判断した場合は補充しません。
同時に、新たに氷を作るのを止めてしまいます。
製氷ケースの中にほとんど氷がない時、あるいは空っぽの時、製氷皿からケースに氷が落ちる音が響くことで、ガラガラという音が、特に大きく聞こえます。
お手入れで気をつけること
給水タンク
そんな便利な『自動製氷機』の機能ですが、給水タンクのお手入れが大切です。
特に冬場の場合、氷を使うことが少ないですから、その分、氷を補充しないため、給水タンクに水が残った状態になります。そのため、週に一度は水を入れ替えるのが良いそうです。
製氷ケースの氷
また製氷ケースの氷は長い間、保存すると小さくなってしまいます。
さらにホコリや汚れが付きやすくなりますので、食用として使う場合は、1週間を目安に新しい氷にした方が良いそうです。
(2018/3/15放送分より)
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