冷蔵庫がなかった時代の食べ物の保存方法

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家庭用の電気冷蔵庫は1918年(大正7年)、アメリカの家電機器のメーカー、『ケルビネーター』によって世界で初めて製造・販売されました。日本での電気冷蔵庫の歴史は、それから5年後の1923年、日本に初めて輸入された時から始まりました。

それまでは冷蔵庫がなかったことになりますが、どうやって食べ物を保存していたかといいますと、天然の雪や氷を利用していました。

山の中で、氷に包まれた洞窟が発見されたのをキッカケに『氷室(ひむろ)』が作られるようになりました。『氷室』とは“冬の間に集めた氷や雪を貯えておくための小屋”のことです。そして、その氷や雪を必要な時に取り出して、運んで使っていました。

特に夏になると、氷はとても貴重品で、一般の庶民は使うことが出来ませんでした。

日本で人工的に氷が作られるようになったのは、明治時代になってからです。そして明治後半には、氷を使った『氷冷蔵庫(こおりれいぞうこ)』が誕生して、東京の魚河岸で使われるようになりました。その数年後には、家庭用の氷冷蔵庫が発売されました。

この家庭用の氷冷蔵庫ですが、木で出来ていて、ドアを開けると上下の段があって、上の段に氷を、下の段に食べ物を入れます。上に入れた氷の冷たい空気で、下の食べ物を冷やすという仕組みでした。この氷冷蔵庫ですが、1960年代まで使用されていました。

(2018/3/12放送分より)

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