ピラミッドと並ぶ世界七不思議の1つ『アレクサンドリアの大灯台』
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『アレクサンドリアの大灯台』とは
エジプトのアレクサンドリアのファロス島にある
世界初の灯台で高さは134m
世界で最初に誕生した灯台は、紀元前3世紀頃、エジプトのアレクサンドリアのファロス島に建てられた灯台だと言われています。
高さは約134mで、『アレクサンドリアの大灯台』と呼ばれています。
この134mという高さですが、マンションなど一般的なビルに例えると、約40階に相当するそうです。
どうやって建てたのか謎も多い
現在、世界一高い灯台はサウジアラビアのジッダにある『ジッダ灯台』で、高さは約133mです。
『アレクサンドリアの大灯台』はこれよりも1mほど高いことになります。
この時代に、こんな高い建物をどうやって建てたのか? など謎も多いことから、『アレクサンドリアの大灯台』はエジプトのピラミッドなどと同じように、“世界の七不思議”のひとつに数えられています。
参考までに、日本でいちばん高い灯台は、島根県にあります『出雲日御碕(いずもひのみさき)灯台』で、高さは43.65mです。
灯台の歴史
1700年以上使われた『アレクサンドリアの大灯台』
『アレクサンドリアの大灯台』ですが、8世紀と14世紀に起きた3回の地震で完全に崩壊してしまったそうです。
それでも1700年以上、灯台として使われていたことになります。
日本の灯台の始まりは?
日本では9世紀の平安時代の頃、遣唐使が現在の中国に渡って帰る際、帰り道となる九州地方の岬や島で煙を上げたり、夜は火を燃やしたりして、船の目印にしたそうです。これが日本での灯台の始まりといわれています。
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