見学可能な『参観灯台』~日本でいちばん高い灯台も該当
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江戸時代の頃、日本式の灯台が建てられるようになりました。
これは、石を積み上げてできた台の上に小屋を建てて、そのなかで木を燃やして灯りとする…というものでした。
その後、木ではなく石で造られた日本式の灯台がいくつも誕生しましたが、現在のような西洋式の灯台ができたのは明治時代になってからです。
現在、日本には3,000を超える灯台がありますが、そのなかには見学できる所もあります。これを『参観灯台』と言います。
『参観灯台』は千葉県の『犬吠埼(いぬぼうさき)灯台』、和歌山県の『潮岬(しおのみさき)灯台』、沖縄県宮古島市の『平安名埼(へんなさき)灯台』など全国に16ありますが、なかには資料館や展示室を併設している所もあります。
“高さ43.65m、日本でいちばん高い灯台”、島根県の『出雲日御碕(いずもひのみさき)灯台』もこの『参観灯台』のひとつです。
『参観灯台』のほとんどが年間を通じて見学できますが、なかには青森県の『尻屋埼灯台』のように見学できる期間が限られていて、既に今年度の見学は終了している所もあります。
また沖縄本島にあります『残波岬(ざんぱみさき)灯台』のように、現在、改修工事中の所もあります。
こうした『参観灯台』ですが、施設の整備などのために『寄付金』の名目で、見学料が必要です。
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