サバは種類によって美味しさの旬が違う
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鯖(サバ)の種類
日本で流通しているのは3種類
一般的に『サバ』とは、サバ科の魚のことです。世界には約50種類、日本には約20種類のサバが生息していると言われています。
そのなかで、日本で流通しているのは『マサバ』、『ゴマサバ』、『タイセイヨウサバ』の3種類です。
秋から冬にかけて美味しくなる『マサバ』
『マサバ』は冷たい海水を好むため、日本海や東北地方などに多く見られます。
秋から冬にかけて特に美味しくなることから、10月~11月に獲れる『マサバ』は『秋サバ』とも呼ばれるそうです。
『マサバ』は背中に模様があって、模様の境目から下の腹の部分が真っ白なのが特徴です。
夏が旬の『ゴマサバ』
『ゴマサバ』は暖かい海水を好むため、南日本の海域に多く見られるサバです。特に夏が旬のサバです。
『マサバ』と同じように背中に模様がありますが、模様の境目から下の腹の部分に、ゴマのような黒い斑点があります。日本では一般的に“サバ=マサバとゴマサバ”のことを指します。
輸入される『タイセイヨウサバ』
『タイセイヨウサバ』は別名『ノルウェーサバ』とも呼ばれています。
ノルウェーやカナダなどから輸入されているサバで、背中にクッキリとした『くの字』の模様があるのが特徴です。
干物やお弁当の具材、惣菜として流通していて、日本が輸入している『タイセイヨウサバ』の9割はノルウェー産だそうです。
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