宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

C11形蒸気機関車+50系客車、真岡鐵道「SLもおか」号(2012年撮影)

茨城県にある水戸線の下館から栃木県に入り、真岡・益子経由で、茂木までを結んでいる第3セクターの鉄道「真岡鐵道」。
週末を中心に下館~茂木間で「SLもおか」号も運行されており、東京から近い場所ながら、架線のない昔ながらの鉄道風景が楽しめる路線として知られています。
SLには整理券(500円)が必要ですが、JR東日本のみどりの窓口でも販売されています。

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

もてぎのゆずしおあゆごはん

「SLもおか」号では、下館~茂木間はちょうど1時間半。
茂木からは、「ジェイアールバス関東」の路線バスで宇都宮に抜けることも可能です。
そんな宇都宮の駅弁屋さん「松廼家」が、JR東日本大宮支社・茂木町の「道の駅もてぎ」と共同開発した駅弁、「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)が4月から登場しています。
「道の駅もてぎ」は、「SLもおか」号のビューポイントとしても有名ですよね。

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

もてぎのゆずしおあゆごはん

【おしながき】
・ゆず酢と鮎のまぜごはん
・鮎のフライ アスパラ添え
・ゆず塩ペースト
・ほうれん草入りスペイン風オムレツ
・えごま入りハンバーグ~アボガドソース添え~
・ほうれん草と人参のオイル和え
・ゆず塩パスタ
・米粉のバウムクーヘン

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

もてぎのゆずしおあゆごはん

目を引くのは、何といってもご飯の上にゴロリと乗った、丸々2匹を使った鮎のフライです。
鮎は苦みのあるオトナの味ですが、そこへ登場するのが、自慢のゆず塩ペースト。
お好みで加えれば、ゆずのさわやかな香りと共に、ひと味違った食感も楽しめます。
ちなみに、ご飯も焼鮎がまぶされたゆず酢の酢飯なので、どんどん箸が進みます。
ハンバーグ・オムレツ・パスタなどの洋風のおかずで仕上げているのも面白いですね。

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

もてぎのゆずしおあゆごはん

頭からガブリとかぶりつくと…ラッキーなことに、私は子持ち鮎に当たりました!
「松廼家」によると、子持ち鮎じゃなくても、結構大きな鮎が楽しめますよとのこと。
この「もてぎのゆずしおあゆごはん」は、宇都宮駅に加えて、「道の駅もてぎ」でも販売中。
栃木アフターDCキャンペーン限定の駅弁のため、6月30日までの販売となっています。
ぜひ、いまのうちに大きな鮎を頭からガブリ! といっちゃいましょう!!

宇都宮駅「もてぎのゆずしおあゆごはん」(1000円)~道の駅と共同開発! 大きな鮎が魅力の駅弁!!

E531系電車・普通列車、東北本線・黒田原~高久間

真岡鐵道と接続する、小山~友部間のJR水戸線。
水戸線を走るE531系電車は、東北本線の黒磯~新白河間でも活躍中です。
今回、コラボした「道の駅もてぎ」は、ゆず塩ラーメンを名物に持つ人気の道の駅。
道の駅との共同開発駅弁は、普段は車移動の方にも、「駅弁」を知ってもらうことができるいい機会ですので、様々な広がりが起こっていくといいなぁと思います。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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