“おうち時間”を続けているけど、多少、太陽に当たった方がいいの?
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「外出自粛中、どれくらい太陽に当たるべきか」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(7月21日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『外出自粛から少し落ち着いて来たものの、まだまだ心配。家から歩いて5分のスーパーへ買い物に行くくらいに留めています。主人は、家のなかにこもりきりというのはよくないのでは? と気にかけてくれます。多少は外に出て太陽に当たった方がいいのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「日光を浴びるということは、健康的な生活を送る上で欠かせない習慣と言えます。強すぎる紫外線は皮膚へのダメージが心配されますが、逆に日光をまったく浴びないでいると、ビタミンDが不足してしまうのです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、丈夫な骨をつくるのに欠かせない栄養素で、日光を浴びることによって活性化されます。
また日光を浴びると、脳内でセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されると言われています。
セロトニンは別名『幸せホルモン』『癒しのホルモン』などと呼ばれ、ストレスを軽減して精神を安定させるために欠かせない物質です。これが減少することで、気力や活力の低下が心配されるのです。
できれば、起床後15分程度で構いませんので、積極的に日光浴することをお勧めします」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!