小淵沢駅「男の特盛牛めし」(1180円)~香ばしい炭火焼肉で暑さに負けない元気を!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

キハ110系気動車・普通列車、小海線・甲斐小泉~小淵沢間

小海線のディーゼルカーがカラカラと音を立てて、山を下りて来ました。
夏の八ヶ岳は、朝のうちは晴れていても、気温の上昇と共に雲がモクモクと湧いてきます。
昼過ぎからはザーッと、通り雨や夕立に降られることもしばしば。
夏のお出かけは、早起きして昼までに目的を済ませてしまうのが基本です。
午後になっても山々が見えていたら、それはそれでラッキーな気分が味わえるものです。

北杜市・三分一湧水

小淵沢から1駅、小海線・甲斐小泉駅近くの涼やかなスポットといえば「三分一湧水」。
日本名水百選の1つにも数えられ、武田信玄公が農家の水争いをなくすため、下流の3つの村に農業用水を三等分するために造ったという言い伝えがあるそうです。
八ヶ岳、南アルプスの麓にある山梨・北杜市は、豊かな水を活かした酒造りもさかん。
七賢、谷桜、武の井、甲斐男山といった蔵元自慢の地酒が、いまも造られています。

(参考)北杜市観光協会ホームページ

男の特盛牛めし

“男山“を名乗る日本酒は全国各地にありますが、小淵沢駅弁「丸政」の売店「MASAICHI」で、“男メシ“を打ち出した駅弁を見つけました。
その名も、「男の特盛牛めし」(1180円)。
丸政では、昨年(2019年)から「男の肉飯」という駅弁を製造していましたが、これをボリュームアップして、装いも新たにしたのが、コチラの「男の特盛牛めし」なんだそうです。

男の特盛牛めし

【おしながき】
・茶飯
・牛肉の炭火焼き ごま
・玉子焼き
・人参煮
・山菜煮
・桜漬け

男の特盛牛めし

茶飯の上に、丸政十八番の秘伝のたれで焼き上げた炭火焼肉が載った駅弁です。
ご飯と肉の量のバランスがよく、1180円の買いやすい価格帯に仕上げているということは、その分、駅弁屋さんの技が光っているとも言えそう。
商品名こそ、“男の……”と打ち出していますが、香ばしい牛肉の炭火焼きで、夏の元気を出したい方なら、性別に関係なく誰でも、思い切りかき込んでみてはいかがでしょうか。

E353系電車・特急「あずさ」、中央本線・小淵沢~長坂間

中央線特急の「あずさ」「かいじ」は、全車指定席。
“ソーシャルディスタンス”なる言葉が気になる昨今ですが、駅の指定席券売機や「えきねっと」などでは、シートマップで自分の座席を選べるようになっています。
しっかり警戒して出かけるも、自宅に籠るも、一度きりの2020年の夏。
自分の頭でしっかり考えて、今年ならではの夏を楽しみたいものです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


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