ウォーキングの適切な時間や日数、頻度ってどれくらい? 医師が回答
公開: 更新:
「ウォーキング」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(1月25日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『気分転換を兼ねてウォーキングをしてみようと思います。ウォーキングをするのに適切な時間や日数って、どれくらいですか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「ウォーキングは手軽にできる有酸素運動として、とてもおすすめです。
ウォーキングを続けると、体脂肪率や血中の中性脂肪が減少したり、血圧や血糖値の改善、心肺機能の改善、骨粗鬆症の予防、或いはメンタルヘルスの向上など、体にいいさまざまな効果が期待できます。
ランニングに比べて膝や腰への負担も小さいため、高齢者の方でも取り組みやすいと言えます。このように、体にとっていいこと尽くめのウォーキングですが、適切な頻度や時間はどの程度なのでしょうか?
政府が推進する『健康日本21』では、1日あたりの歩数の目標値として、20~64歳までの男性は9000歩、女性は8500歩。また、65歳以上の男性は7000歩、女性は6000歩という数字を掲げています。
さらに健康を意識するのであれば、ただ歩くのではなく、少し大股で軽く息が弾む程度の速さを目指してください。頻度としては毎日行うのが理想的ですが、週末にウォーキングをするだけでも、まったく運動しない人よりは健康にいい効果があります」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!