「国産ラジカセ第1号」には2つの説がある
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「ラジカセ」です。
ラジカセの歴史には諸説あります。1966年、オランダの電気機器メーカー「フィリップス」がラジカセを発売しましたが、その後、日本で独自に発展させたものが世界へ広まっていったといわれています。
国産のラジカセの第1号は1968年「AIWA」から発売されたというのが定説とされているそうです。ところが、その前年1967年に「ナショナル」から発売されたラジカセが第1号とする説もあるそうです。ちなみにお値段ですが、ナショナルのラジカセが約3万6000円、AIWAのラジカセは約2万6000円だったそうです。
その当時の大卒の国家公務員の初任給が2万3000円~2万5000円だったそうですから、それよりも高いことになります。
その写真を見てみると、とってもシンプル。黒とシルバーで、持ち運びできる取っ手が付いています。ちょっといかつい感じがします。
ラジカセの魅力の1つが、乾電池も使えますので、手軽に持ち運びができる点です。屋外でもラジオや音楽が聴けるのはモチロンですが、内蔵されたマイク、または他のマイクと接続していろいろな音を録音するのにも、ラジカセが使われていました。
またこの時代、ラジオの深夜放送がブームになり始めた頃で、この深夜放送の人気も、その後のラジカセへの人気とつながっていったそうです。
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