コロナワクチン 接種プロセスと今後の見通し 医師が解説

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東京都医師会理事で「鳥居内科クリニック」院長の鳥居明氏が4月12日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種について、申し込みまでのプロセスや、今後のスケジュールについて解説した。

【高齢者ワクチン接種・天理市】高齢者の新型コロナワクチン接種が開始された=2021年4月12日午後、奈良県天理市 写真提供:産経新聞社

飯田浩司アナウンサー)都内でも早いところでは、高齢者への新型コロナワクチン接種が始まっております。八王子と世田谷から始まりましたが、この2つの自治体から先行的にスタートしたのは、何か理由があったのでしょうか?

鳥居)本来であれば一斉接種になるのですが、八王子と世田谷が65歳以上の方の人口が多いということで、優先的に始まる形になりました。その後、1週間おきにだんだんと都内全域へ広がり、確実にワクチンが届きますので、もう少しお待ちいただければと思います。

飯田)接種までのプロセスなのですが、まず接種券が配られるということですよね?

鳥居)はい。接種券が配られて、そこに予診票というものが付き、予約を取る形になります。八王子の場合は一斉に行ったのですが、世田谷の場合は、まず高齢者施設から接種をして、4月後半から75歳以上、5月後半から65歳以上と段階的にやって行きます。各市区町村によって多少違いがありますので、ご注意いただければと思います。

飯田)接種券そのものは郵送で配られるということで、そこにプロセスについても載っているのでしょうか?

鳥居)基本的に、最初は大きなところに集まって行う「集団接種」の形を取ることが多いと思います。そちらに申し込んで、近くの会場に行っていただくことになります。ぜひその前に、かかりつけ医の先生にいろいろと相談をしてから決めていただけるといいと思います。

飯田)それは、タイミングなども含めてということでしょうか?

鳥居)タイミングも含めてですね。いろいろな病気を持っている方の場合は、特にその辺りの注意と、アレルギーの問題などもよく相談されるといいでしょう。

新行市佳アナウンサー、鳥居明氏、飯田浩司アナウンサー

飯田)数の目処はいかがでしょうか?

鳥居)一応、高齢者は6月の終わりぐらいを目安にしています。いま、ファイザー社製のものがどんどん入って来ています。当初は少しずつでしたが、これから潤沢に入る予定ですので、そのころまでには終わるのではないかと予想しております。

飯田)それに先立って、医療関係者の方々への接種はすでに始まっていますよね。この接種について、鳥居先生はもう打たれましたか?

鳥居)私はまだ打っておりません。医療関係者と言っても、最初は先行接種の形で公立病院や国立病院から始まり、そのあとに優先接種が始まります。特にコロナの患者さんを扱っている施設から、まずは優先的に打って、それから一般開業医に回って来る予定です。ですので、まだ少し先になりますけれども、これも確実に全員へ回るよう予定しております。

飯田)やはりワクチンを接種するということは、現場の最前線に立つお医者さんにとって安心感がありますか?

鳥居)ファイザーのものも、他のものも、十分な有効性と安全性が証明されていますので、患者さんと接するときには打っていると安心感があると思います。ただ100%ではないので、万全の防御体制を取る必要もあります。

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