花火の「色」はどうやってカラフルにするの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月28日放送分のテーマは「花火の仕組み」です。
花火は法律用語で「煙火(えんか)」と呼ばれています。花火大会などで使われる打ち上げ花火や、仕掛け花火のことも煙火と言います。
花火の色は、火薬に含まれる金属の違いによって決まります。同じ金属でも、燃えるときに出る炎の色は違っていて、例えばナトリウムなら黄色、ストロンチウムだと赤色、銅の場合は青色になります。これを「炎色反応」と言いますが、花火はこれを利用しています。
打ち上げ花火に使われる花火は、丸い形をしているので「花火玉」と呼ばれますが、一般的な打ち上げ花火の場合、大きな花火玉のなかに2種類の火薬が入っています。
1つは「割り薬」。上空で花火玉を包む皮の部分を割るための火薬です。
もう1つは「星」という、丸い粒状の火薬です。「星」には炎色反応を起こす金属が含まれていて、上空で燃えることにより、さまざまな色を出します。つまり、この「星」が花火の光の1つずつということです。
花火の火薬と星の詰め方によって、いろいろな形の花火ができます。
番組情報
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