「宇宙の膨張」って将来的にはどうなるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月30日放送分のテーマは「宇宙の誕生」です。
太陽の周りには、地球を含む8つの惑星があります。それ以外にもたくさんの彗星や小惑星があり、太陽を中心に回っています。これが「太陽系」です。
そして、太陽のように自ら輝いている星「恒星」が無数に集まった集団を「銀河系」、または「天の川銀河」と言います。
宇宙には、銀河系と同じような星の集まりが数千億、あるいはそれ以上あると考えられています。いまから90年以上前、銀河同士がお互いに遠ざかっていることがわかりました。
しかも地球から遠い銀河系ほど、速い速度で遠ざかっていることもわかりました。こうした現象から、「宇宙は膨張している・ふくらんでいる」という結論に達しました。
それをキッカケに、「宇宙は一体いつごろ誕生したのか」という研究が進められ、その結果、いまから138億年前、大爆発によって誕生したことが判明しました。この大爆発を「ビッグバン」と言います。
その際、たくさんのエネルギーが吐き出されて、ものすごい勢いで宇宙がふくらみ始めたと考えられています。一説には、宇宙がふくらむスピードが少しずつ遅くなっていて、最終的には宇宙全体の重力によって縮む可能性もあると言われています。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・