名前は「カニ」なのに「実はヤドカリ」な生き物たち
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月11日放送分のテーマは「タラバガニの仲間たち」です。
「タラバガニ」のように名前に「カニ」が付いていても、実はヤドカリの仲間……というカニの1つとして、「アブラガニ」がいます。見た目はタラバガニとよく似ていて、茹で上がった状態の姿を見ただけでは、見分けるのは困難です。
しかし、甲羅の真ん中辺りにある突起の数が、一般的にタラバガニは6つ、アブラガニは4つなのだとか。しかも味はほぼ変わらないそうで、味だけで見分けるのはかなり難しいようです。
「花咲ガニ」と呼ばれるカニも、同じくヤドカリの仲間です。名前の由来には諸説あり、例えば北海道の根室にある花咲港で、たくさん水揚げされたことから名前が付いたという説。
あるいは、根室半島の別名・花咲半島で獲れたからという説。「茹でると花が咲いたようにキレイな赤色になるから」という説もあるそうです。
花咲ガニは、トゲが大きくて硬いのが特徴です。濃厚な出汁が出ることから、味噌汁にカニを入れた郷土料理「鉄砲汁」にもよく使われるそうです。
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