お雑煮の「角餅」と「丸餅」にはどんな違いがあるの?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月28日放送分のテーマは「お餅」です。

お雑煮の「角餅」と「丸餅」にはどんな違いがあるの?

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

お雑煮の主役であるお餅は、大きく分けて「四角いお餅(角餅)」と「丸いお餅(丸餅)」の2つになります。

角餅の由来には諸説ありますが、武士が戦を前に「敵をのしてしまおう!」と、のし餅を四角く切り、縁起を担いで食べていたという説があります。

他にも丸餅の場合、1つ1つ手で丸めるため手間がかかりますが、角餅の場合はのし餅を切るだけです。早くたくさんの角餅ができて効率がいいため、角餅が広まったという説もあります。

それに対して丸餅には、「角が立たず円満に過ごせますように」という思いが込められていると言われています。そのため丸餅を使ったお雑煮の場合、野菜などの材料も丸く切って入れるのだそうです。

角餅と丸餅、どちらをお雑煮に使うのかは日本の東側と西側で分かれているそうです。一説には、境目は岐阜県の関ケ原辺りと言われています。関ケ原より東では角餅、西では丸餅が一般的なのだそうです。

ただし東日本でも、例えば山形県や岩手県の一部の地域では丸餅が主流で、逆に西日本でも、高知県や鹿児島県の一部の地域では角餅が主流とされているそうです。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

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