「ギネス世界記録」に登録された日本のクリスマスツリーとは
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月21日放送分のテーマは「クリスマスツリーとギネス世界記録」です。
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※画像はイメージです
日本でのクリスマスツリーの始まりは、江戸時代末期の1860年ごろ……幕府との交渉のため、日本を訪れていたプロイセン王国の外交官・オイレンブルクが飾ったのが最初だと言われています。
クリスマスツリーをつくるにあたり、もみの木を探しに江戸中を回りましたが、残念ながら見つかりませんでした。そこで、もみの木に似た木を見つけて飾り付けますが、その飾り付けも、当時の江戸で手に入れることができた植物や果物などを使ったそうです。
明治時代になると、クリスマスが一般的に広まるようになり、同時にクリスマスツリーがつくられるようになりました。
日本のクリスマスツリーには、ギネス世界記録に登録されているものがあります。大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」にあるクリスマスツリーで、「人工のクリスマスツリーに飾られた電飾の数」に関し、今年(2022年)通算10回目となる世界記録を更新しました。電飾の数は「61万2000個」で、前回よりも2万個以上も多いそうです。
さらに、ツリー頂上にある「雪の結晶」をイメージしたオーナメントは、高さが3.196mありますが、こちらは「世界最大の雪の結晶型オーナメント」としてギネスに登録されたそうです。