ニッポン放送で、介護の仕事の魅力を発信する特別番組「ラジオゆうゆうLife」が放送される。パーソナリティは町亞聖が務める。第1回は、自身もヘルパー2級の資格をもつメイプル超合金の安藤なつをゲストに迎え、12月30日（金）の午後4時から、第2回は、介護経験のある松本秀夫アナウンサーをゲストに迎え、1月1日（日)午後3時半から放送。

介護の魅力を発信する 全2回の特別番組「ラジオゆうゆうLife」

安藤なつが介護にかかわるようになったのは、小学校低学年の頃。伯父の家が小規模のデイサービスをしていたことがきっかけだったという。「当時は近所の公園に遊びに行くような感覚だった」と語る安藤は、そこから中学、高校、そしてお笑いの道に進んでからも、ずっと介護の現場でボランティアやアルバイトをしていた。前向きに介護に関わる安藤に、友達からも「楽しそうだね」と言われていたそう。

自身も母親の介護を経験した町も、周りから（家族の介護であるのに）偉いね、と言われるのに違和感を感じていたと言い、「介護は他人が思うより楽しいことだ」と語る。

番組内では実際に介護の現場で働く方の声も紹介。子供と一緒に出勤もできるアットホームな事業所で、“人生の先輩”が周りにいる環境が子供にとっても良い影響があるという。本当に楽しそうに仕事の話をする様子を聴くと、介護へのイメージも変わるかもしれない。

松本秀夫は母親の介護に“後悔”もあったと語る。介護が必要になった母親と2人で暮らしを決めた松本は、緻密な計画を立てずに勢いで始めたという。「もっと手をつないだり、寄り添ってあげるべきだった。亡くなるまで、それに気づかなかった。」と悔しそうに語りながら、“失敗から学んだこと”を軸に、今後介護に直面するであろうリスナーにエールを送る。

番組で紹介した介護の現場の声は「できないことの中にもできること、取り戻せることがある」と言い、介護利用者と一緒に、そうした目標を持つことの楽しさを語っている。

介護の魅力を発信する本番組はラジコでも聴くことができる。
第1回放送：https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20221230160000
第2回放送：https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20230101153000