鯉のぼりのシーズン、広島の名物食材を「おにぎり」で!
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「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。
ゴールデンウィークは久しぶりに遠出を考えている方も多いことでしょう。瀬戸内方面へは東京からも東海道・山陽新幹線「のぞみ」が約20分おきに運行されており、連休中は、臨時列車も多く運行されます。鯉のぼりのシーズンといえば、やっぱり広島。広島の名物食材といえば、牡蠣、タコ、穴子でしょう。この3つをおにぎりで食べられる駅弁が、現在、広島駅で販売されています。
駅弁の日30周年! 「おにぎり駅弁」特集
間もなく5月、鯉のぼりのシーズンです。プロ野球・カープのファンの方にとっては鯉のぼりの季節はもちろん、少しでも長く、好調が続いて欲しいと、祈るような気持ちではないかと思います。そんな野球をはじめとしたスポーツで、観客の輸送に大きな力を発揮するのが鉄道です。チームが好調であれば、足を運ぶ人が増えることにもつながり、地域に大きな潤いをもたらします。
さて、「駅弁の日」30周年を記念し、日本鉄道構内営業中央会に加盟している駅弁業者26社が参加して行われている「おにぎり駅弁」企画。広島駅弁当が、5月31日までの予定で製造・販売しているのは、そのままズバリ「廣島おにぎり」(850円)です。広島県産牡蠣を使用したかきめしとかきフライによる牡蠣おにぎり。三原由来のたこ飯と煮だこのタコおにぎり、宮島由来の穴子おにぎりと3つの味が楽しめます。
【おしながき】
・牡蠣おにぎり かきめし・かきフライ・海苔
・タコおにぎり たこめし・煮だこ・海苔
・穴子おにぎり 醤油めし・煮穴子・海苔
・たくあん
野球の試合終了後のタイミングで、福山停車の「のぞみ」が運行されると、備後地方から山陽新幹線でカープの応援に駆けつけたユニフォーム姿のファンの皆さんも目立ちました。なお、例年、ゴールデンウィークに行われているひろしまフラワーフェスティバルですが、2023年は、G7サミットの開催に伴って6月10日(土)~11日(日)に開催される予定となっています。広島方面へお出かけの予定を立てられている方はご注意を!
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連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/