水戸藩主・徳川斉昭が「偕楽園」の名前に込めた意味
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月27日放送分のテーマは「日本三名園」です。
数ある「日本庭園」のなかで景色が優れているとされる3つの庭園を、「日本三名園」と言います。
1つ目は、茨城県水戸市の「偕楽園」です。江戸時代後半、水戸藩の藩主・徳川斉昭によってつくられた庭園で、「偕楽園」の名前には「水戸藩の民とともに楽しむ場にしたい」という思いが込められています。
2つ目は、石川県金沢市の「兼六園」です。江戸時代の代表的な大名庭園として、歴代の加賀藩・藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきた庭園です。冬の時期は雪の重みで木々の枝が折れないよう、円錐形に縄を張る「雪吊り」は、金沢の冬の風物詩と言われています。
3つ目は、岡山県岡山市の「岡山後楽園」です。こちらも江戸時代を代表する大名庭園の1つで、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられています。園内には能の舞台など歴史的な建物が多くあり、通常は非公開ですが、特別な時期や能の公演が行われる際は一般公開されています。
「日本三名園」はそれぞれ、水戸城や金沢城、岡山城などとのつながりも深く、城と庭園を合わせて楽しむこともできます。
番組情報
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