大人と子どもの「骨の数」はどっちが多いの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月15日放送分のテーマは「骨」です。
私たちの体のなかには多くの骨があり、その数は「およそ200個」と言われています。「およそ」というのは、骨の数はその人の年齢によって違うからです。
例えば子どもの骨の数は、大人よりも多いと言われています。子どものころは離れ離れの状態だった骨が、大人になるとくっついて「ひとつの骨」になるケースがあるためです。
具体的には腰にある「骨盤」や、胸の骨である「胸骨」、「手足の骨」などです。
また、頭や手足の骨の数は、動物の種類によってそれほど差はないそうです。ただ、脊髄を保護する役割がある「椎骨」の数には大きな差があります。
ヘビのように細くて長い胴体を持った動物は、「胸骨」の数がたくさんあるそうです。
哺乳類の首の骨の数は、「基本的には7本」であり、首の長いキリンも人間と同じとされていました。しかし、その後の研究で(キリンには)「8本」あることがわかったそうです。8本目の骨の働きでキリンの首を動かす範囲が広がり、低いところの水も飲めるようになったと考えられています。
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