名古屋駅の新名物とコラボした新作駅弁「ぴよりん弁当」とは?

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

ぴよりん弁当

画像を見る(全6枚) ぴよりん弁当

鉄道が大好きと話題の将棋・藤井聡太八冠から人気に火がついたと伝えられる名古屋駅新名物のスイーツが「ぴよりん」です。この「ぴよりん」とコラボした新作駅弁が、10月から名古屋駅の一部売店に登場、1日200個が限定販売されています。さっそく、名古屋駅へ足を運んで、買い求めてみました。

HC85系車両・特急「ひだ」、東海道本線・岐阜~木曽川間

HC85系車両・特急「ひだ」、東海道本線・岐阜~木曽川間

富山からやって来た特急「ひだ」号が、岐阜で進行方向を変え、終着・名古屋に向けて、ラストスパートに入ります。名古屋駅から非電化路線の高山本線・紀勢本線に直通して運行される特急「ひだ」「南紀」号は、今年(2023年)までにハイブリッド車両のHC85系車両に置き換えられました。地域によっては、ハイブリッドの新型車両が初めて走る秋を迎えていることでしょう。

ぴよりん弁当

ぴよりん弁当

平成23(2011)年の誕生以来、名古屋駅の新名物として人気を誇るスイーツ「ぴよりん」。このぴよりんとコラボして10月1日から販売されている名古屋の新作が「ぴよりん弁当」(1350円)です。この駅弁は、10月から東海道新幹線の主要駅で駅弁販売を手掛ける「JR東海リテイリング・プラス」の発足を記念して松浦商店が製造し、名古屋駅のグランドキヨスク名古屋とデリカステーション名古屋で、1日200個が限定販売されています。

ぴよりん弁当

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【おしながき】
・ぴよりんオムライス(薄焼き玉子、ケチャップライス、チーズ、タピオカ)
・名古屋コーチンのから揚げ
・名古屋コーチン入り肉団子
・名古屋コーチンの煮玉子
・海老フライ
・ウインナー
・ブロッコリーの塩茹で
・ぴよりんキャンディ

ぴよりん弁当

ぴよりん弁当

チーズとタピオカでぴよりんの顔を描いたオムライスが目を引く「ぴよりん弁当」。スイーツのぴよりんに使われている「名古屋コーチン」にちなんで、から揚げや肉団子、煮玉子に名古屋コーチンが使われています。また、デザートにはぴよりんキャンディも入っています。松浦商店によると、東海キヨスクとジェイアール東海パッセンジャーズの合併を祝って、幅広い世代に愛される弁当として企画したそう。早くも第2弾を企画中だということです。

315系電車・快速列車、中央本線・千種~大曽根間

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「ぴよりん」のショップやさまざまなグッズが販売される名古屋駅に乗り入れるJR各線では、車両の世代交代が急速に進んでいます。長年、昭和の終わりから平成の初めにかけて登場した車両が活躍してきましたが、30年あまりを経て、最新タイプの車両に置き換えられています。国鉄時代の面影を残す車両から新車両へ、東海エリアの普通・快速列車の顔も変わっていきそうです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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