チョコの「カカオマス」って、どんな役割があるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月12日放送分のテーマは「チョコレート」です。

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チョコレートは、カカオの実のなかにある「カカオ豆」を主な原料としてつくられます。具体的には、カカオ豆を発酵させた「カカオマス」……これが苦みや香りの素となります。また、カカオマスの油や脂肪分である「ココアバター」。他にも「砂糖」、ミルクなどの「乳製品」が使われています。
チョコレートの分類には、「チョコレート」と「準チョコレート」があります。違いとしては、簡単に言うと「使われているカカオマスやココアバターなどの割合の違い」です。
「準チョコレート」は「チョコレート」に比べ、その割合が小さいため、カカオの風味が足りない分は他のモノで補っています。
パッケージの商品説明に「準チョコレート菓子」と表記されている場合、「準チョコレート」でできた生地にピーナッツやビスケットなど、他の食材を合わせているそうです。具体例として、ロッテ『コアラのマーチ』や『パイの実』があります。
それに対し、「チョコレート」でできた生地に他の食材を合わせたものが「チョコレート菓子」です。株式会社明治『きのこの山』などが該当します。