サンバが広まるきっかけに「ディズニー映画」の貢献あり?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月22日放送分のテーマは「サンバ」です。
「サンバ」には音楽とダンス、2つのジャンルがあります。音楽としてのサンバは1800年代後半、労働のためブラジルに連れてこられたアフリカ系の人々の音楽がルーツとされています。
その後はさまざまな要素が加わり、1930年代にはブラジルを代表する音楽ジャンルとなりました。ちなみに、音楽としてのサンバがアメリカや日本にも広まるようになったきっかけの1つは、ディズニー映画だそうです。
アメリカで1943年に公開された『ラテンアメリカの旅』では、ブラジルの音楽家アリー・バロッソ作曲の『アクアレーラ・ド・ブラジル(ブラジルの水彩画)』が使用されています。
1950年代になると、サンバはジャズの影響を受けて派生し、「ボサノバ」が誕生します。サンバはリズムが強調された曲が多いのに対し、ボサノバは逆に「リズムを強調しない、穏やかなメロディ」が特徴です。
ちなみに「ボサノバ」という言葉には、「新しい流れ」「新しい感覚」などの意味があるそうです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・