「草だんご」が全国に広まったきっかけの「有名映画」とは
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月15日放送分のテーマは「草だんご」です。
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※画像はイメージです
「草だんご」はヨモギを使ってつくられる、緑色のだんごです。東京・葛飾区柴又の「経栄山題経寺」(通称:柴又帝釈天)の門前菓子として知られています。
昔の柴又は米づくりが盛んだったそうで、米を潰してだんごをつくり、江戸川沿いの土手で摘んだヨモギで香りづけしたのが草だんごの始まりだそうです。その後、庶民の間で帝釈天への参拝が盛んになると、柴又の名物として親しまれるようになりました。
草だんごの名が全国的に知られるようになったきっかけは、渥美清さんの「寅さん」でおなじみの映画『男はつらいよ』です。参道にある「門前 とらや」はシリーズ1作目の撮影に使用され、4作目まで「寅さんの実家」として撮影が行われたそうです。
同じく参道にある「高木屋老舗」は、寅さんの実家のモデルになっています。他にも「吉野家」など、帝釈天の参道には草だんごが楽しめる名店がいくつもあります。