美容もキャメルミルクで 千葉で新商品販売
公開: 更新:
ここ数年、キャメル(ラクダ)ミルクとその派生する製品が、その栄養価の高さから、消費者の間で注目されている。キャメルミルクの特徴は、他の乳製品とは違ったタンパク質を含んでおり、牛乳に比べると消化が良くビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分も多く、あらゆる種類の乳製品に含まれるアレルギー性成分であるA1β-カゼインとβ-ラクトグロブリンを含まないというもの。古くから中東の遊牧民達に愛され、近年スーパーフードとして注目を集めている。
そんなキャメルミルクをたっぷりと使用した基礎化粧品が千葉で発売された。その名も「cobcob(コブコブ)」。開発に携わった渡邉達也さんは「きっかけは展示会で、ラクダのミルクの粉末をドバイから仕入れている会社があり、話を聞くほど興味が湧き、化粧品を作ることになった」と話す。
また、成分等を決めて製造した谷川愛さんは「その昔、古代エジプトの時代女王クレオパトラはラクダのミルクを使用したお風呂に入浴していたと言われており、ラクダのミルクで化粧品が作れるということを知っていろいろと調べたら、牛乳よりもミネラルや鉄分が多く、美容成分もあるのが分かった」と述べた。
cobcob化粧品シリーズの化粧水は少しとろみがあり、500円玉くらいをつけてなじませる。乾燥肌にもよい。乳液はさらさらした感じでぬったあとにもべたつかず。保湿もしっしかりしてくれる。美容液はミルクオイル美容液でトラネキサム酸とスクアランが入っている。「是非一度は使ってみて欲しい」と谷川さん。今月8日にはそごう千葉店地下1階で体験イベントを予定しており、お試しセットの販売も予定している。