偉人の歴史に残る場面での名言を取り上げる 「高嶋ひでたけと里崎智也サタデーバッテリートーク」の“名言名場面プレイバック”。2月23日放送では、“男と女”にまつわるシャレた名言を紹介した。
まずは、フランスの初代皇帝、かのナポレオン・ボナパルト。
「余の辞書に不可能という文字はない」という名言で余りにも有名ですが、英雄色を好むの例に漏れず、女性にまつわる名言も、いろいろと遺しています。ナポレオンは、部下の兵士たちに向かって、こう言ったそうです。
「女とパリは、留守にしてはだめだ」(ナポレオン)
「軍人たるもの、首都のパリからは離れるな。他の国に落とされてしまうぞ。恋人がいる家からも離れるな。他の男に落とされてしまうぞ」
… そんな意味です。なかなかシャレた言い回しではありませんか。
続いては、1930年代に一世を風靡したアメリカの美人女優、メイ・ウェスト。
マリリン・モンローが出現する前の、元祖“セックス・シンボル”です。余談ですが、第二次大戦中、アメリカ軍のパイロットが使っていた救命胴衣は、その名もズバリ、「メイ・ウェスト」と呼ばれていました。
膨らませると、そのかたちが、彼女の豊かなバストに似ていたからなのだそうです。それくらい、グラマラスな美女だったのですが、女性の強さ、美しさを充分に自覚していたようで、こんな名言を遺しています。
「曲線美(カーブ)は、剣よりも強し」(メイ・ウェスト)
「ペンは剣よりも強し」といいますが、それよりも強いのが女性の曲線美であり、脚線美であるというわけです。「歴史は夜に作られる」という言葉もありますが、確かに、我々の知らない歴史の分岐点では、ひそかに美女が暗躍していたのかもしれません。
ちなみにメイ・ウェスト、こんなシビれる名言も遺しています。
「私が出会うすべての男性は、私のことを守りたいと言うわ。でも一体何から守ろうというのかしら? すべての人々が、私のことを愛しているのに」(メイ・ウェスト)
目を血走らせて“キミのことを守りたい!”なんて口説いた男たちは、立つ瀬なしですね。
続いては、避雷針を発明した、ベンジャミン・フランクリン。
こんな言葉を遺しています。
「好きな女性の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で、彼女を誉めてみることだ」(フランクリン)
この意味、分かりますか?
女性というものは、自分以外のほかの女性が褒められると、内心、ムカッと来る。で、「あのコもああ見えて実はね…」と、欠点をいろいろ並べはじめるというわけです(※私が言っているのではありません。フランクリンが言ったのです)。
続いては、私が大好きな、イギリスの元首相、ウィンストン・チャーチルの名言です。
油絵の腕も、プロ顔負けだったチャーチル。たくさんの絵を描いているのですが、 どれも、木や花という静物画ばかり。1枚として、女性の絵を描いたことがありません。
ワケをきかれたチャーチル、こう答えています。
「木や花は、絵に文句をつけないからさ」(チャーチル)
女性というものは、どんなに美しく描いたとしても、なにかしら文句をつけたがるようです(※私が言っているのではありません。チャーチルが言ったのです!)。
さて、“木”と言えば、オードリー・ヘプバーン主演の名作『パリの恋人』という映画では、こんなシャレたセリフが飛び出します。
男「君は、何を美しいと思う?」
女「木よ」
男「木か。だったら君は、木に似てる」(映画『パリの恋人』)
こう言われたオードリー、怒ったのかどうか? 映画を観て確かめてみてください。
さて、もうすぐ、ホワイトデーです。
恋人へのお返しに何をプレゼントするか、迷っている男性も多いことでしょう。そんな皆さんに、女性へのプレゼントにまつわるシャレた名言をご紹介しましょう。海外の、とあるプレイボーイが言ったとされる、このセリフ。せっかくですから、クイズにしてみましょうか。
「恋人へのプレゼントでいちばん安上がりなのは、ズバリ、◯◯だ。なぜなら、少しずつ取り返せるからね」(某プレイボーイ)
少しずつ取り返すことができるプレゼント──◯◯とは、何でしょうか?
正解は、ズバリ… 「口紅」です! では、どうやって口紅を取り返すか、わかりますか?
そう、「キス」でございますね!
高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30