【ライター望月の駅弁膝栗毛】
![新富士駅「静岡産牛すき弁当」(1080円)~国鉄時代からの6軒の駅弁屋さんが頑張る!“えきべん県・静岡”](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2019/05/048e1f6fba56c202d95c9a46b505ad33.jpg)
373系電車・特急「ふじかわ」、東海道本線・新蒲原~富士川間
6月いっぱいまで開催中の「静岡デスティネーションキャンペーン」。
普段は静岡~甲府間で走る特急「ふじかわ」の373系電車も、平成から令和にかけての4月~6月の間は、静岡地区を中心にしばしば臨時列車として活躍しています。
373系電車は、平成7(1995)年のデビューですから、早いもので干支ふた回り。
昭和47(1972)年から「富士川」で23年活躍した165系電車の期間を上回った訳です。
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静岡産牛すき弁当
そんな165系電車が活躍した急行「東海」(東京~静岡間)、急行「富士川」(静岡・三島~甲府間)の旅の思い出と共に、先日ご紹介した「牛すき弁当」。
この駅弁が、令和への改元と共に、5月1日からプチリニューアルされ、その名も「静岡産牛すき弁当」(1080円)となりました。
包装も掛け紙からスリープ式となり、「静岡産」の文字が大きく躍っています。
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静岡産牛すき弁当
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静岡産牛すき弁当
おっ、いままでより牛肉が大きくなっているではありませんか!
価格はちょっぴりアップしましたが、中味もしっかりバージョンアップしてくれました。
東海道の旺盛なビジネス需要と、毎時2本の「こだま」に支えられる静岡エリアの駅弁。
国鉄時代からの老舗駅弁屋さんが6軒も健在なのは、恵まれた条件を活かしつつ、地域の暮らしに根差して、普通の駅弁でもしっかりお腹と心を満たしていること。
もっともっと、“えきべん県・静岡”と誇りたいものです。
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313系電車・普通列車、身延線・稲子~十島間
初夏の静岡旅は、車窓がまぶしいもの。
茶畑の新芽の緑が、心地よく視界に入ってきます。
静岡から山梨へ、富士川沿いにへばりついて走る身延線の車窓にも茶畑。
特にこの時期は、駅弁と共に茶どころならではの美味しいお茶を味わいながら楽しみたい、静岡エリアの鉄道旅です。
連載情報
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ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/