岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

381系電車・特急「やくも」+EF64形電気機関車牽引貨物列車、伯備線・総社~豪渓間

カーブの多い伯備線を、車体を傾けながら駆け抜けて行く381系電車の特急「やくも」。
山陽と山陰を結ぶ伯備線は、毎時1本の特急「やくも」に加え貨物列車も走っています。
伯備線は381系電車の特急、115系電車の普通、そしてEF64形電気機関車がけん引する貨物と、いずれも国鉄時代からの車両がいまも現役。
国鉄時代を知る人にはたまらない鉄道風景が、いまも日常となっています。

岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

いいとこ鶏弁当

伯備線のほぼ中間に位置する、人口およそ3万人の街・岡山県新見市。
この新見周辺で生産されている岡山のご当地ブランド鶏肉「森林どり」は、森林のエキスを使った飼料で育てられ、ジューシーで旨味が強く、ビタミンEが多く含まれると言います。
この「森林どり」を使った岡山駅弁として人気を集めるのが、「三好野本店」が製造・販売している「いいとこ鶏弁当」(980円)です。

岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

いいとこ鶏弁当

【おしながき】
・もち米入り味付けご飯、刻み海苔
・鶏の塩焼き(岡山県産森林どり・もも肉使用)
・鶏の照り焼き(岡山県産森林どり・もも肉使用)
・蒸し鶏 梅肉添え(岡山県産森林どり・むね肉使用)
・鶏の刻み唐揚げ(岡山県産森林どり・むね肉使用)
・青唐の素揚げ

岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

いいとこ鶏弁当

「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁「いいとこ鶏弁当」。
もも肉は塩だれ焼きと照り焼きに、むね肉は蒸し鶏と唐揚げとして、もち米が入ったモチモチとした食感の味付けご飯の上いっぱいに敷き詰められています。
特にもも肉の「焼き」はかみしめるとジュワッと肉のうま味が感じられるのに加え、むね肉の唐揚げは細かく刻まれ、定番の鶏肉駅弁とは一線を画しているのが面白いところ。
「森林どり」のいいところを駅弁屋さんの技で引き出した、まさにいいトコ取りの駅弁です。

岡山駅「いいとこ鶏弁当」(980円)~岡山の「森林どり」が4つの味で楽しめる駅弁!

381系電車・特急「やくも」、伯備線・日羽~豪渓間

東京毎時30分・新大阪毎時05分発の東海道・山陽新幹線「のぞみ」号と接続、最終列車を除き、岡山を概ね毎時04分に発車して、山陰を目指す特急列車「やくも」号。
岡山~新見間はおよそ1時間、米子までは2時間10分あまり、終着・出雲市までは3時間ほどの旅となります。
駅弁をいただいたら、中国山地の森林を眺めてゆったり過ごしたい「やくも」の旅です。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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