料理家・弁当コンサルタント野上優佳子「お弁当はモバイルな食卓である」

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子が出演。お弁当の素晴らしさについて語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは料理家で弁当コンサルタントの野上優佳子さんです。スープジャーでつくる、いろいろな楽するお弁当を教えていただきましたが、『ごはんをつくる前に読む本』というものも出版されているのですね。これはどういう本ですか?

野上)これから自炊をされる方、ご飯をつくっているけれど、何となく上手くできている気がしないと悩んでいる方に向けて、悩まなくても「3日坊主を繰り返すだけで、いつの間にか料理はできるようになる」ということをお伝えする本です。

黒木)みなさんに「自分でできちゃうよ」という、応援歌のようなものでしょうか?

野上)何となく自分でつくれるようになると、いろいろなことに振り回されずに、自分の好きなタイミングで好きなものが食べられる。それによって、自分の人生も楽で自由なものになると思って書きました。

黒木)野上さんの考えるお弁当や料理を、ご自分ではどう思っていらっしゃいますか?

野上)よく「お弁当はモバイルな食卓」というお話をさせていただきます。蓋を開けたら、そこに我が家があるという感じですね。それがサンドイッチ1個でも、そこには食卓があります。ちょっと外で嫌なことがあったときも、蓋を開ければ家族みんなが同じものを食べていると思える。場所が離れていても、何となくみんなで食卓を囲んでいる気分になれるのが、お弁当のよさだと思います。

黒木)3日坊主でも、それを続けていれば3日坊主ではなくなるということですね。これからは、どんなお弁当をつくろうと思っていますか?

野上)明治時代にお弁当のレシピ本はすでに出ているのですが、当時から「弁当は面倒だ」と書かれています。食べる時間とつくる時間に時間差が発生するので、「お弁当は難しい」というお悩みがつきまとうのですが、できるだけその荷を下ろしていただくことができたらいいなと思います。

黒木)スープジャーやお弁当箱、スプーンなどが出ていますが、そういうものの開発もやっていらっしゃるのですか?

野上)シングルユースプラスチックの問題もたくさん出ているので、いいものを長く、何度も使い続けることでごみを減らせたり、残り物を次の食事にできたりするのもお弁当のよさで、食品ロスを減らせます。そういう社会問題を、小さな積み重ねで解決できるお手伝いをしたいと思っています。

黒木)「マイ箸」なども一時期流行りましたよね。お弁当づくりを通して、多くの人に愛のある食卓がつながっていると感じます。そういうものを目指して、これからもやって行かれるのですか?

野上)食べることは楽しいことなので、食べることに大きな悩みを持たずに、1日3食を楽しむ後押しをしたいと思っています。

ニッポン放送「あさナビ」

野上優佳子(のがみ・ゆかこ)/料理家・弁当コンサルタント

■株式会社ホオバル代表。社会人から小学生まで2女1男の母。
■中学生のころからお弁当を作り続けて30年以上! 長いお弁当生活の知見から、お弁当についての講演や執筆、メディア出演も多数。メニュー開発やお弁当箱などの商品開発アドバイザーも務める。
■著書には『野上優佳子のお弁当おかずの方程式』『お弁当のセカイ』『お弁当づくりの地頭がよくなるお弁当のセカイ』など。最新は『スープジャーで楽するおべんとう生活』(笠倉出版社)を出版。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月27日放送分より)
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