「動悸の原因」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(3月23日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『先日、寝ている間に初めて動悸を経験して、何だか怖くなりました。突然動悸が起きる原因は何なのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「胸がドキドキするなど、突然の動悸を経験したことがある人は少なくないでしょう。動悸が起こる原因はさまざまですが、病気を原因とするものとそうではないものに大きく分けられます。
病気が原因でないものの代表として、寝不足やストレス、極度の緊張、カフェインやアルコールの取り過ぎなどが考えられます。
心臓の動きは自律神経によってコントロールされているため、ストレスによって自律神経が乱れると、動悸が起こることがあります。同様にカフェインやアルコールの摂取によっても自律神経が刺激され、動悸が起こることがあるでしょう。
これに対して、病気が原因の動悸もあります。原因として考えられるものには、不整脈などをはじめとする心臓の病気、あるいは甲状腺やホルモンなどが関係する場合、また精神的な病気が原因の場合もあるかも知れません。
動悸が一時的なもので、すぐに治まればそれほど心配はいりませんが、なかなか治まらないときや何度も起こる場合は、1度内科を受診なさってください」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
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定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!