タケノコのアク抜きで「皮のまま」茹でるのはなぜ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月16日放送分のテーマは「タケノコのアク抜き」です。
タケノコは鮮度がとても大切で、時間が経つにつれてアクが出て、苦味やえぐ味が強くなります。そのため、生のタケノコを手に入れた場合は、すぐに丸ごと茹でる必要があります。その際、一緒に米ぬかや唐辛子を入れることが多いですが、理由があります。
米ぬかにはタケノコのアクのもとになる成分や、えぐ味を取り除く効果があります。米ぬかがないときはお米の研ぎ汁や、ひとつかみ程度の生のお米でも代用できるそうです。ただし無洗米は、米ぬかの成分が含まれていないのでダメだそうです。
唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシンには、殺菌や抗菌の効果があります。さらに米ぬかのぬか臭さを軽くする働きがあると言われています。
タケノコを茹でるときは、外側の泥がついた皮を2~3枚だけむきます。皮をつけたまま茹でるのはタケノコの旨味を逃がさないためと、しっかりアク抜きするためだそうです。
最後に、ラーメンに使われる具材の1つに「メンマ」があります。これは麻竹(まちく)のタケノコを塩漬けにして発酵させ、さらに天日で乾燥させたものを戻して調味したものです。
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