あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月18日放送分のテーマは「カセットテープの雑学」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
カセットテープの先頭部分には、「リーダーテープ」と呼ばれる透明または白色のテープが付いています。これはカセットテープを保護するためのテープで、時間にして5秒程度ありますが、録音はできません。
リーダーテープの部分を飛ばしておかないと、曲のイントロや頭の部分が欠けてしまいます。そのため、リールの穴のところに鉛筆などを差し込んで、クルクル回します。
また、カセットテープの頭の部分にはツメが付いています。このツメをドライバーなどで折っておくと、録音ボタンが押せないようになっています。それによって大切に保存しておきたい録音など、誤って消してしまうのを防いでくれます。
ツメを折ったカセットテープでも、保存する必要がなくなったときは、折ってしまったツメの部分にテープを貼れば再び録音することができます。
自分のお気に入りの曲を録音した際、「インデックスカード」と呼ばれる紙に曲名を書き込みます。カセットテープのタイトル部分にもアーティストやアルバム名を書き込めますが、レタリングシールなどで、アルファベット1文字ずつ書いていた方も多かったそうです。