現存する「日本で最も歴史が古い水族館」はどこにあるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月22日放送分のテーマは「水族館の歴史」です。
“世界で最も古い水族館”については諸説ありますが、1853年にイギリスのロンドン動物園につくられた「フィッシュ・ハウス」を世界初とする説が有力です。
日本初の水族館は1882年(明治15年)、東京・上野動物園につくられた、淡水魚を観察できる施設「うをのぞき」とされています。その後、上野動物園の水族館はさまざまな歴史を重ねたのち、水族館としての役割を東京の「葛西臨海水族園」に移して、1992年(平成4年)に閉館しました。
現在も日本に残っている水族館で最も歴史が古いのは、富山県の「魚津水族館」です。現在、魚津水族館は3代目で、初代は1913年(大正2年)に誕生しました。しかし1944年(昭和19年)、戦争の色が濃くなったため、やむなく閉館となりました。
2代目の魚津水族館の誕生は、それから10年後の1954年です。“生きたホタルイカが手に入る唯一の施設”としても注目を集めましたが、老朽化が進み、1980年に閉館しました。
3代目となる現在の魚津水族館の誕生は、翌1981年です。2013年には創立100周年を迎え、それを記念してリニューアルされました。
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