「鬼ごっこ」の動きは、なぜ子どもの成長にいいのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月18日放送分のテーマは「鬼ごっこ」です。
幼児期に遊びを通してさまざまな動きを経験するのは、子どもの成長にとてもよいとされています。そのなかでも、一度にたくさんの動きを経験できると言われているのが「鬼ごっこ」です。
短距離走が苦手な子どもでも、オニから逃げるために全力疾走するので、脚力がアップすると言われています。走り回ることで持久力も身につきます。
また、オニをよけるために走る方向やスピードを変えたり、急ブレーキをかける際は、転ばないように踏ん張ったりします。それによってバランス力も身につきます。
また鬼ごっこの場合、オニの動きをよく見ていないと捕まるので、観察力が大事になります。同時に、オニがどこに動くのかを予測する必要もあります。
鬼ごっこをすることで自然に身についた力は、のちにスポーツでも活かされます。例えばサッカーやバスケットボールでは、ボールを相手に奪われないよう左右に体を動かしたり、ステップを踏んだり、フェイントをかけたりします。
また、パスを出すときは味方の動きを観察する必要があり、相手のボールを奪うときも、相手の動きをよく見ていないと奪えません。これはすべて、鬼ごっこの動きに通じているのです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・