「ソーセージ」と「ウインナー」の違いは意外と難しい
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2021年12月9日放送のニッポン放送のラジオ番組『羽田美智子のいってらっしゃい』では、「ソーセージとウインナー」の違いを詳しく解説しました。
ソーセージとウインナーの違い
「ソーセージ」とは、ひき肉にスパイスなどを加えて、「ケーシング」と呼ばれる薄い膜に詰めたものの総称です。
それに対して「ウインナー」は、ケーシングに羊の腸を使ったものを指します。ただ、正式名称は「ウインナーソーセージ」のため、ソーセージの一種となります。
日本では、ソーセージは日本農林規格(JAS規格)で分類されています。製造方法や肉の種類に関係なく、「一定の基準でつくられたもの」による分類です。それによると、下記のように分類されています。
■ウインナーソーセージ:羊の腸を使用したもの、または製品の太さが20ミリ未満。
■フランクフルトソーセージ:豚の腸を使用したもの、または製品の太さが20ミリ以上36ミリ未満。
■ボロニアソーセージ:牛の腸を使用したもの、または製品の太さが36ミリ以上。
ソーセージの名前にはヨーロッパの地名が付いているものが多く、「ウインナー」はオーストリアのウィーン。「ボロニア」はイタリアのボローニャ、「フランクフルト」はドイツのフランクフルトのことです。
ちなみに、ソーセージと名の付くものに「魚肉ソーセージ」がありますが、これは日本発祥のオリジナル製品で、主な原料は魚のすり身です。
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