長く楽しめる箱根の桜! “箱根の豚肉と野菜”にこだわった釜飯とは?

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

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今年(2023年)は、桜の開花が早く、首都圏での見ごろは、3月いっぱいといったところ。年度末の忙しさのなかで桜を見逃してしまったのなら、やはり東北方面へ足を伸ばすか、東京近郊の標高の高い場所を目指すしかありません。その意味では、神奈川県の箱根は、東京から近くて、高低差がある分、長く桜が楽しめるエリアです。今回は、箱根ゆかりの春駅弁をいただいてみました。

E257系電車・特急「踊り子」、東海道本線・早川~根府川間

E257系電車・特急「踊り子」、東海道本線・早川~根府川間

東京と湘南・伊豆を結んでいる特急「踊り子」号。箱根の玄関口・小田原を出ると、例年、春の一時期は、車窓に西湘の海と桜が広がる東海道本線を下っていきます。早川・根府川界隈は昔から車窓が美しい区間ですが、桜の時期はより一層、楽しいもの。14両の「踊り子」ですと、熱海から先、前9両の伊豆急下田行は伊豆の海と伊豆諸島の島並み、後5両の修善寺行はときどき見える富士山が車窓の友となります。

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

そんな小田原・熱海の駅弁として、この春、4月末ごろまでの予定で販売されているのが、「箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)」(1250円)です。パッケージにも、西湘の海と箱根の険しい山に咲く桜の花が描かれており、見た目にも春を感じることができる駅弁です。標高差のある箱根は、見ごろが長いのが特徴。桜もソメイヨシノだけでなくシダレザクラやヤマザクラなどいくつか種類があって、さまざまな種類を楽しむことができます。

(参考)箱根町観光協会公式サイト

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

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【おしながき】
・茶飯 ごま
・箱根山麓豚の炙り焼き
・箱根山麓豚のロースたれ焼き
・箱根山麓豚のそぼろ
・錦糸玉子
・うずらの玉子
・煮物(椎茸、筍、わらび、花麩ほか)
・蓮根きんぴら
・みぶ菜とわさびの醤油漬け(箱根西麓野菜)
・桜かつお大根(箱根西麓野菜)

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

箱根山麓豚と西麓野菜の釜飯(春)

プラスチックの釜型容器の蓋を開けると、春らしく彩り豊かな食材がいっぱい載っています。東華軒によると、箱根山麓豚を使った駅弁ということで、“箱根”にこだわって作ったそう。茶飯の上に載っている箱根山麓豚は、バラ・ロース・そぼろの3つの味が楽しめる他、静岡県の三島・裾野エリアで作られた箱根西麓野菜は、みぶ菜や大根などの漬物として活かされて、食べ進める上でいいアクセントになっています。

小田急60000形電車・特急「ふじさん」、御殿場線・山北~谷峨間

小田急60000形電車・特急「ふじさん」、御殿場線・山北~谷峨間

東海道本線の桜の名所・早川~根府川周辺に対し、昔の東海道本線である、御殿場線の桜の名所と言えば、やっぱり山北駅周辺。毎日数本が、小田急線から乗り入れてくる御殿場発着の特急ロマンスカー「ふじさん」が通過すると、一層、彩りが豊かになりますね。そのまま御殿場線で、ぐるりと箱根の北側を回り込んで、西麓から沼津へ抜けてもよし、小田原・箱根・熱海周辺で魚料理や温泉を楽しむもよし。春のプチ旅が楽しいエリアです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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