SDGsに取り組む農薬専業メーカー・日本農薬を特集 世界の「安定的な食の確保」と「豊かな生活」を守る環境を意識した事業内容に着目

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現在ニッポン放送NEWS ONLINEでは、SDGsの取り組みに力を入れている企業に注目。それに伴い、持続可能な社会の実現に貢献する農薬専業メーカー・日本農薬株式会社(以下、日本農薬)を取材した。

SDGsに取り組む農薬専業メーカー・日本農薬を特集 世界の「安定的な食の確保」と「豊かな生活」を守る環境を意識した事業内容に着目

日本農薬株式会社

日本農薬は、1928年に創立された国内初の農薬専業メーカー。創業以来、安全で安定的な食の確保と豊かな生活を守ることを使命とし、農薬の研究開発・普及を中核事業に位置付けた技術革新に努めてきている。

食料の安定生産に寄与する事業そのものがCSRやSDGsの実践に相当するものと自負しており、その決意を込め『Global Innovator for Crop & Life(食とくらしのグローバルイノベーター)』をコーポレートステートメントに掲げて活動。創業以来培ってきた高度な知見と技術力をもって、農薬事業を核としながら、医薬・動物薬を含めたライフサイエンスのフィールドで幅広く貢献できる企業を目指し、グループ全体が一丸となって取り組んでいる。

【具体的なSDGsの取り組み】

⽇本農薬の経営理念や事業内容はSDGsの基本的な考え方や内容に合致しており、これまでにも多く成果をあげてきた。

 

SDGsに取り組む農薬専業メーカー・日本農薬を特集 世界の「安定的な食の確保」と「豊かな生活」を守る環境を意識した事業内容に着目

 

SDGsの項目の中でも、特に『2. 飢餓をゼロに』『12. つくる責任、つかう責任』『15. 陸の豊かさも守ろう』を重要視しており、CSRの実践に相当する⽇本農薬の事業活動の要となっている。

SDGsに取り組む農薬専業メーカー・日本農薬を特集 世界の「安定的な食の確保」と「豊かな生活」を守る環境を意識した事業内容に着目

“農薬”というと世間一般からは良くないイメージを持たれがちだが、増え続ける人口を賄う食料を安定して生産するためには必要不可欠なものであり、その意味で『2. 飢餓をゼロに』と繋がる。

農作物を作る際には害虫や病害、雑草がどうしても発生してしまうため、これを抑えるために農薬が使われているが、環境に投与されるものであるため非常に気を遣っており、これが『12. つくる責任、つかう責任』と結びつく。また『15. 陸の豊かさも守ろう』にあるように、害虫や病気以外の環境生物に悪い影響を与えないよう様々な試験を実施。誇れる製品を世に送り出せるよう日々改良を重ねている。

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日本農薬 総合研究所(大阪府 河内長野市)

また農薬は食料生産に関わるだけでなく、過酷な労働の削減に繋がる側面もある。手で雑草を抜くなどの作業に割かれる人員を減らすことで、例えば発展途上国では女性が教育を受けることにも間接的に貢献している。さらには農業の生産性を高めることで森林を伐採して農地を広げることにブレーキをかける役割も果たしており、森林の保全やCO2の排出量削減などにも繋がっていると言える。

【最近の取り組み事例】

最近力を入れている取り組みの例として、スマート農業推進事業がある。日本農薬が長年培ってきた、農作物栽培現場における経験と幅広い知見ならびに病害虫雑草防除に関する豊富なノウハウを活かした取り組みで、AI技術活用による画像診断サービスとして、スマートフォン用アプリ『レイミーのAI病害虫雑草診断アプリ』の無料配信を開始した。

SDGsに取り組む農薬専業メーカー・日本農薬を特集 世界の「安定的な食の確保」と「豊かな生活」を守る環境を意識した事業内容に着目

「レイミーのAI病害虫雑草診断アプリ」次世代型の総合的な作物保護システム構築も視野に、スマート農業を先進的に推進している

農作物に被害を及ぼす病害虫や雑草を写真からAIが診断し、有効な薬剤情報を提供する防除支援ツールで、『病害・食害』『害虫』『雑草』の3つから診断することができる。

このほかにも、日本農薬の主要な農薬製品の混用事例を確認したり希釈倍数と散布液量などから必要な薬剤の量を算出したりできる希釈計算機能を持つ『農薬調製支援アプリ』の配信や、バイオスティミュラント(BS)への取り組みなどを行っている。

SDGsと合致した基本理念に基づき、日々環境に配慮しながら農薬専業メーカーとしての誇りを持って社会に貢献し続けている日本農薬。新しい農薬・作物保護資材などの創出を通じ、技術革新による安定的な食の確保と豊かな生活を世界中で守り続けていく日本農薬の事業活動に、今後も期待が高まる。

 

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