江戸三大そばの1つ「砂場そば」 どこの「砂場」が関係しているの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月13日放送分のテーマは「江戸三大そば」です。
江戸時代、江戸にはたくさんの蕎麦屋さんがあり、やがて「江戸そば」という言葉が誕生します。
そのなかで、現在も代々続く3つの代表的な系統のそばは「江戸三大そば」や「江戸前三大そば」、「江戸そばの御三家」などと呼ばれています。それが「藪」「更科(さらしな)」「砂場」の3つで、それぞれ屋号にもなっています。
「藪そば」は幕末の時代、東京・根津にあった蕎麦屋さんが発祥です。そのお店が藪に囲まれていたことから、通称「藪そば」と呼ばれ、いつしか店の名前になったと言われています。緑がかった色の麺が特徴で、醤油の味が強めの塩辛いそばつゆで食べるのが一般的です。
「更科そば」は信州・長野が発祥とされ、真っ白な麺が特徴です。繊細でなめらかな喉ごしを楽しむそばで、淡く甘めのそばつゆでいただきます。
「砂場そば」は大阪が発祥です。「砂場」は通称であり、大坂城を建築する際、資材置き場だった砂場の近くに店があったことに由来すると伝えられています。麺は「小麦粉2割:そば粉8割」の割合でつくられる「二八そば」で、甘く濃いめのそばつゆで食します。
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