「沼る」「沼落ち」などの表現 いつから使われ始めたの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月21日放送分のテーマは「沼の雑学」です。
「沼」を辞書で調べると、「湖より浅い水域」という意味の他に、「俗に趣味などで夢中になったり、深くとらわれたりする対象」と出てきます。
このように「周りが見えなくなるくらい夢中になること」を表す際、「沼」という言葉が使われています。例えばラーメンなら「ラーメン沼」、婚活なら「婚活沼」という感じです。
他にもアニメや漫画、声優、ゲーム、アプリ、アイドル・タレント、スポーツ選手、食べ物など、さまざまなジャンルで「沼」が使われています。終わりの見えないゲームプレイを「沼プ」、スマホ用ゲームアプリへの底なしの課金を「沼ガチャ」と表現することもあるそうです。
こういう意味で「沼」という言葉が使われるようになったのは、一説には2010年ごろからとされています。それまでは自分が夢中になったものに関して、あまり話さない傾向にありましたが、少々自慢げに語るようになったと言われているそうです。
また、泥沼や底なし沼に入り込んで出られなくなるように、夢中になり過ぎてハマってしまい、抜け出せなくなることを「沼にハマる」「沼る」「沼落ち」などと言います。
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